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Peco in Wonderland

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VANUATU Day4

DAY4 15MAY2004 (Sat)~Hideaway Islnadでダイビング♪~



今日は、Hideaway Islandへ出かけることにしていた。朝、起きるとまた今日もいいお天気、こんなに晴天が続くのも珍しい。今日はダイビングをする予定だったので楽しみにしていた。 第1回目が8時半予定だったので、それまでについていなければいけないことを考えると、昨日よりはだいぶ早起きして準備して出かけなければならなかった。この部屋には時計がないので、前日の夜にモーニングコールを6時半にお願いしておいた。


朝食も昨日よりはだいぶ早かったので、レストランにもあまり人がいなかった。朝ごはんを食べた後、スノーケリングセットやタオル、日焼け止めなどをバッグに詰めてバタバタと出発した。バスの乗り方は、ツアーデスクで聞いていたが、適当に手を上げて行き先を告げればよい、とのことだった。バスとはいってもタラゴサイズの車で街中をナンバープレートに「BOOOO」とついているだけである。ちなみにタクシーは、自家用車をそのまま使っているみたい。

フェリーで対岸に着いてさっそくバスに初挑戦!ちょっとドキドキ。手を上げると意外なほどあっさりすぐバスが停まり、Hideaway Islandと告げて乗込んだ。すでに乗客が1人いたが、同じ方面に行くのであれば乗り合いバスになる。要は、バスの路線とか停留所、時刻表がなくて、他人とタクシーをシェアしているような感じ。バス料金はだいたい近いところだと1人100VTずつ、ちょっと遠いと200VT。 いろんなところに寄り道をしていくから、自分の行き先にどれくらい時間がかかるかいつもわからない。ラッキーなら早いけど、寄り道が多ければその分時間がかかるって感じ。


まあ、そんな感じでHideaway Islandのフェリー乗り場のビーチに8時15分くらいに着いた。フェリーが迎えにきたので、さっそく乗込み、すぐにダイビングショップに向かった。「8時半のやつに行きたいんだけど、、、、」と言うと、「え?ちょっと遅すぎるよ。」 みたいなことを言われた。その時点で8時20分くらいだったんだけど、結局いろいろやりとりして、他にファンダイブの人がいないことと、私もバヌアツで初めてのダイブだから、簡単なあんまり深くないビーチダイブがいい、と言ったことで、手の空いているDMが一緒に潜ってくれることになった。

器材をセッティングして、いよいよ海へ。ビーチは目の前、じゃぶじゃぶ海の中へ入っていく。ちょっとずつ潜行していくとすごいファンタジーワールドが待っていた~! スノーケルでもあんなにたくさんの魚が見れるけど、ダイビングをするともっともっとすごかった。カラフルな魚たちがたくさんたくさんで、めちゃくちゃ気分もよくて最高だった

今までダイビングをした中で一番たくさん魚が見れたかも。しかもビーチダイブだし、おそらく水深5m-10mくらいの浅さで、水中も暖かいし、
本当に極楽だった。ずーっと潜っていたかったなあ。。 だけど~!レンタルのダイブコンピューターがめちゃ古くて、全然データが機能してない!
時間も深さも温度も何もわからないので、全部推測で、たぶん40分くらい?たぶん水温27度くらい?たぶん深さも5m-10mくらい?って感じの????だらけの ダイブでした。マンツーマンで潜ったので、DMの人はいろいろ見せてくれた。スノーケルの時にも見たけど、ヒトデが水底にゴロゴロたくさん落ちていて、本当に星の形をしている。そのあと、クマノミのたくさんいるポイントで写真を撮ったり、ウミウシを見たり、お天気も良かったので、視界も良好でちょっと上を見ると、ゆらゆらと魚の群れが私の上を泳いでいて陽の光が射していて幻想的だった。終盤あたりには、あの例の海底郵便局にたどり着き、DMがポストを開けて手紙を回収した。ここでは水中でも大丈夫な特殊な絵はがき(プラスチック製)が売られていて、この島に来た記念に投函する人が多いみたい。ちゃんとスタンプも押してくれるそうだ。で、DMが郵便局に座ってる私の写真を撮ってくれるというので、窓口のところに腰掛けて魚の餌をまいて餌付けをした。魚がたくさん集まってきて本当にかわいかった。まあ、そんなこんなで海からあがり第1本目のダイビングを終了した。本当に楽しかった~!

  underwater1 Ocean underwater2

陸にあがって今度はスノーケルをした。今日はウエットスーツを着用して日焼け対策をした。今日は土曜日だからなのか、現地の子供がたくさん遊びに来ていて歌を歌ったりしていてとてもかわいかった。私たちが興味深いのかまわりに寄ってきて、こちらの様子を伺っている、恥ずかしいからか声をかけてはこないんだけど。はにかんだ顔やスマイルがとてもかわいかった。昨日のマーケットでもそうだったけれど、子供たちはすごくかわいらしい。純粋無垢な大人に育って欲しいなあ、、と思った。
今日はビート版も持参したので、Pocoもこの前よりもっと沖まで行くことができた。この前は足がつかないところだとちょっと怖がっていたし、あまり長い間泳いでいるとすぐ疲れていたみたいだけど、今日は結構長い間、遊んでいた。次のダイビングは2時15分だったから、また日光浴をしたり、本を読んだりして、楽しいホリディ気分を満喫していた。

本当にここまでストレスフリーなのはどれくらいぶりだろう。。。こちらに来てからの数日間は、胃の痛みは全くなくそれどころが朝に食欲がある。夜もちゃんと眠れるし。。 やっぱりホリディーはいいな~と上機嫌だった。しかし、悲劇はそのあとすぐに訪れた。

私は素晴らしい景色を雑誌撮影に使われるようなアングルでパシャパシャ撮っていた。透明度の素晴らしいクリスタルクリアーの海の綺麗さを、水に浸かって足元を泳いでいる魚たちを撮影しようとしたところ、悲劇が私を襲ったのだ~。(泣)あまりにもマヌケだけど、足元を岩に取られてバランスを崩し、手を突こうとした拍子にデジカメが水の中へ~!! うぎゃ~、声にならない叫び声をあげ、あわてて引き上げ即座に救出作業をする。その間、わずか0.01秒くらい。


電池やカードをすぐに取り出し、水滴がついているところはすべて拭いて乾かした。正直、その時点では水が入ったとしても本当に微量だろうから、水が蒸発すればたぶん直るだろうと願っていた。拭けるところは全部拭いたけど、どうしても内部の小さな小窓についているポツポツついている水滴がとれない。気温もかなり高かったので、すぐ蒸発しやすいようにして様子をみたのだけど、しばらくたっても電源が入らない。
一気にブルーになってしまった。もとはといえば、岩場をなめていた私がいけないのだけど、その代償はあまりにもショックだった。時間が経てば直るかも、という一縷の望みを願いつつ、2本目のダイビングに出かけることにした。

2本目はボートダイビングである。とはいえ、リゾート内だしボートで5分くらいのポイントなので船酔いすることもなかった。今回はダイバー計6名くらいにガイドがついた。私以外はオージーダイバーであった。器材をセットして、ボートに乗り込む前にウェットスーツを着ていたのだが、3名ほどは着替えようとしていなかった。きっとボートの上でもバタバタしないで着替えられるベテランなのかな~って思っていたら実はそうではなかった。その時点では気づかなかったのだけれど、なんとウェットスーツなしで潜るすごい人たちだった。(決してベテランではなく、皮下脂肪の厚い人たち。寒さを感じないのだろうか、、、ビックリ!初めて見た。)
ポイントに到着していよいよダイビング開始。ウエットの浮力が大きすぎて潜行にちょっと苦労した。
全然沈めなくて、「やばい!沈めない!」とじたばたしていたら、それに気づいたDMがボートからもう1個ウエイトを取ってきてくれて、BCのポケットに入れた。なんとか沈むことができて、水底についたけど、他の皆さんをちょっと待たせてしまった。
さて今回もめくるめくファンタジーワールドが待っていた。さすがにボートダイビングだけあって、午前中のビーチよりは深いポイントで一番深いところで20mくらいらしい。


しかし!またコンピューターが壊れており、今回もちゃんとしたデータなし、のダイブであった。40分くらい?水温27度くらい?5-20mくらい?のところを潜った。大シャコ貝(Giant cram)が口を開けたり閉めたりしていたりアジの大群もすごかった。気分は最高だった。おとなしいサメが岩の下にいたり、一番圧倒されたのがクマノミワールドだった。NEMOだ~!!あちらにもこちらにも、イソギンチャクの間から顔を出しては引っ込めたり、ちょろちょろ泳ぎ回ったり、その辺一帯が全体的にオレンジ~ピンクのイソギンチャク生息地帯でなんとも素晴らしい場所だった。

あっちにもこっちにもNEMOとMARLINの親子のように大きいのや小さいのや無数に暮らしていた。それを見ていたら本当にほほえましくて、胸がじーんと温かくなってきた。もうずーと潜っていたいな~て思っていたけど、楽しい時間もそろそろ終わりだった。

楽しかったHideaway Islandを後にして帰路につく。ボートが対岸に着き、ちょっと待つとバスがきたので乗り込んだ。乗客はすべて観光客のオージーだったので、行き先もすべてホテルだった。バスが出発して10分くらいでまずLe Meridienに停まった。実は、このホテルもいいかな~と思っていたのだけど街の中心からちょっと離れており、あんまり便利な場所ではなかった。だけど、滞在中にカジノに来たいと思っていたのでとりあえず場所の確認ができてよかった。その後、私たち、Iririki Islandのフェリー乗り場に無事到着し、疲れていたのでマーケットやスーパーに寄らずそのままフェリーに乗って部屋に帰った。

本当は、夜はどこか外に食べに行こうかと思っていたんだけど、あまりにも疲れてしまったため、またルームサービスとなった。 今晩のメニューは、ナチョスとハンバーガーセット。結局、デジカメも直らなかったので、この日の写真はおじゃんです。ブルーである。 明日は、どこかでカメラをゲットできるといいな。







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